夢を見た

私の手は、貴女に強く堅く握られていた。

貴女は、崩れ落ちそうな私の手を離さなかった。

嬉しかった、暖かい手だった。

こんな詩を思い出した。

~~~~~

成功のなかににのみ、あなたの慈愛を感じるような卑怯者でなく、

自分が失敗したときに、あなたの手に握られていることを感じるような、

そんな人間になれますように。

ルビンドラナー・ダゴール著

https://youtu.be/jW3lJviA1a8?si=amgig_BU05EjhVfw

映画を見て泣いた

デアーフレンズ

映画『Dear Friends』を見た。

主演女優の北川景子さんのように、私の目が充血し大粒の涙がこぼれ落ちた。

『人間と人間の心と心が、ぶつかり合うキレイなどでは無く痛々しい友情がここにはあったのです。この友情は、生きる上では必要だったのです。』

タイトル;Dear Friends

この映画が言いたかったことは、何だったのか!

『人は、一人では生きていけない。もし、その人がいなくなっても心の奥底に、その人が生きて入れば生きていける。』
それもあるだろう。

生きることに行き詰まている人や、生きることに意味を見だせない人には、ぜひ見ていただきたいです。
大切な何かを感じる取るものがあると思います。

主演の北川景子さんは、現在は女優として名が知れていますが、撮影当時は高校生17歳の演技でも心に迫るものがあり素晴らしい。

一度に一日ずつ、生きることを教えた人がいた。

京都から東京へ来た女性が言ったこと。

空きの時間があると、本を読んでいた女性の朝のスピーチで話した内容です。

「ピダハンと言う本を、紹介します。」から始まって、
ピダハンとは、アマゾンのジャングル奥地に住む集団の人たちのことです。彼らの概念には、過ぎ去った昨日やこれからの未来が無いのです。
とても、厳しい環境の中で生活をしていますが、なぜかいつも笑顔で幸せそうに生活をしています。

その人たちには、宗教と言うものもありませんが必要ないのです。今日という一日の現状を、生きることに懸命で逃げたりしないからです。

みなさん、分かりますか!。
今日のこの現実しか世界が無いとしたら、
今が全てだとしたら、
明日、何が起きるか分からないとしたら。

それでしたら、今のこの時しかないでしょう。
時間の流れとともに、色んなことが起きるのです。

このときに、私たちは生きていることを実感しているのです。
これは、凄いことだと思いませんか!。

私は、生きている。

『天国は何処にもなく、私たちは、天国に住んでいるのです。今日、この瞬間が大切なんです。』

『過ぎた事はどうでもいい事、明日の事は知らない事で、一度に一日ずつ生きて行けばいい。』


それは、確かに生きていくことは一日一日の積み重ねに過ぎない。ただそれだけのことでした。

《生きることは、今この現実の瞬間の積み重ねしかないし、生きれること自体が楽しいのです。俗に言う天国だと言う事》

このことを、忘れていた自分がいた。

一度に一日ずつ生き楽しむことを教えてくれた人は、京都から来た女性でした。

Aruno

みて欲しい参考文献:
謎の言語を操るアマゾンの民族『ピダハン』とは何者じゃい?


【ピダハン】

彼ら『ピダハン』は、決して現代文明を知らない分けではなく町へ出て、電車にも船にも乗りさては、ミュージシャンになった者もいましたが、でも彼らは現代文明には飽きてしまうのです。〈退屈で、つまらない〉、つまり人間として自らの生を最大に発揮出来ない事を本能的に悟ったのです。

この本は、聖書伝道師言語学者が書いたものであるが、彼を無神論者にしてしまうほどの経験によるものである。

ピダハン

だが彼らには、命を脅かす疾病の不安がある(マラリア、感染症、ウィルス、リーシュマニアなど)。性愛の関係もある。家族のために毎日食料を調達しなければならない。乳幼児の死亡率は高い。猛禽な爬虫類や哺乳類、危険な虫などに頻繁に遭遇する。

彼らの土地を侵そうとする侵入者の暴力にもさらされている。~~~~~~~違いは、私は慌てふためくが、彼らは慌てないということだ。~~~~~~ピダハン語には「心配する」に対応する語彙がない。

ピダハンの人生は、大変に厳しく危険に満ちているだめ、一度に長い時間を続けて寝ないと言うくらい過酷でした。長時間寝ていたら、猛獣に襲われてしまう危険性がありました。

ピダハンと呼ばれる人たちは、この現実を生き延びるためには自らの肉体と精神は強靭に作り上げて上げなければならなかったのです。その作り上げられた肉体と精神で、この現実の世界を克服したのです。

〈その克服した世界は、楽しい世界しかなかった。〉

MITの認知科学の研究グループは、ピダハンはこれまで出会ったなかで最も幸せそうな人々だと評していた。

引用:「ピダハン」ダニエル・L・エブェレット著、みすず書

「ピダハン」の筆者は、20年間にわたりピダハン語を研究し、聖書を彼らに伝えようとしていたが、ピダハンの哲学が優れていることを悟り、無神論者になってしまいました。聖書の教えは、ピダハンにとっては、爆笑ものであり笑い話だったのです。

一片の文にて君の瞳に輝きを取り戻そう

君の憂(うれ)いをおびた綺麗な瞳の為に!。

夕日

君の瞳が乾ききって、輝きを失おうとしている時、
一片(いっぺん)の文(ふみ)にて君の瞳に、輝きを取り戻そう。

君の笑顔が悲しみに暮れて、うつ向いている時、
一片の文にて君の面(おもて)に、笑顔を取り戻そう。

君の心が疲れはて、優しさを忘れてた時、
一片の文にて君の心に、優しさを取り戻そう。

君の思いがささくれて、明日を見いだせなくなった時、
一片の文にて君の思いに、希望を取り戻そう。

いま、君が絶望の暗闇の中で苦しんでいるなら、
私は一切(いっさい)を掛けて、
君を暗闇の中から光りさす生活のもとへ呼び戻そう。

一切の事は、あの日にみた君の麗しい瞳の為!。

カーテンコール、川島なお美

借りてきた本は、一気に読んでしまった。
タイトルは『カーテンコール』女優、川島なお美を書いた本です。

癌に冒された人間の闘病記ではない。
読み終えて、スカットする。

女優《川島なお美》は、癌になった。
治ったと思った癌は、再発しました。

この時、ほとんどの患者は、医師にこのように問うそうです。
「あと、どのくらい生きられますか。」

しかし、川島なお美は、余命宣告を医師に聞きませんでした。
自分に残された時間を、悟ったのでしょうか。

延命治療することもできたし、もしくは癌が完治することも考えたと思います。!

しかし、川島なお美が選んだ道は、女優《川島なおみ》として舞台に立つことでした。

最後の主演ミュージカル舞台は、人間の死をテーマにした舞台【広い宇宙のなかで】、点滴と解熱剤で舞台に立っていました。

カーテンコール

ついに力尽き、明日の舞台に立てなくなり病院へ。
ひとりの人間に幕が降りた。

医師は『二三日が峠です』。

《舞台が寿命を短くしたのではない。舞台があったからこそ、あそこまで生きられたのです。》

女優《川島なおみ》として、人生を生き切ったのです。

自分にとって大切な存在、本当に愛している人、人生で何を大切にして生きてきたか、これからも何を大切にして生きていきたいか、どうしてもまだまだ生きたい理由・・・・・・・・などがくっきり見えてきました。
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初めてエンディングノートを書いてみて、自分は幸せだったと心から感じました。

カーテンコール:著者 川島なお美 / 鎧塚俊彦

降りた幕から拍手を贈りたい。
カーテンコール



借りてきた本は、一気によんでしまった。


人間の生き方を問われる。

カーテンコール、川島なお美

誇り

出発は、怖かった。

でも、私に残された道は、それしか無いと思い出発した。

途中まで来て、その困難さに気づく!

もう、もどれない戻っては行けない所まで来ていたのです。

誇り

もしかしたら、途中に道に迷い力尽きて抜け出せなくなるかも知れない。

ここまで来た事に後悔は無い。むしろ、自分自身を誇りに思えるのです。

この道、どうして行くのか誰も分からないが、貴方なら分かるはずです。

この誇り、貴方に捧げる。

香り

こころ惹かれる、香りがする。

ほんのわずかな香り、それは昔の自分を思い出す香り。

あまりにも、わずかな香りでしたので、その香りを追いかけてしまいました。

新幹線の一つ離れた席のか紺色のドレスを着た女性からです。

普段なんともないのですが、このときは違っていました。

その香りに気づいた瞬間、脳裏には若い頃の故郷の情景が浮かんできたのです。

低い灰色の空に、汗を拭き去る風が吹いている。

それは、若い頃の情景!

生きる事に、悩み抜いた十代の頃です。その香りは、自然の香りではなく人口的に造られたもので、少し緊張感がある。

それは、自分にとっては気品と気高さを感じさせる。
その頃、部屋にあった化粧水の香りに似ているが、確かに違う。

なぜだ。

こんな香りで、昔の自分を思い出してしまうなんて。

香り

香水は、使うほどにその人に馴染んで、その人にしかない個性を引き出すと言われていますが、そんなことは、どうでも良い。その香りが気になってしまいました。

もしかしたら、その香りに気づいたのは私だけかも知れない。

そもそも、思いを巡らすことなど私の他に、誰もいないだろう。

なぜ、私は故郷をそれも十代の頃を思い出したのだろうか。

わからない。

しかし、これだけは言える。

その香りは、私をその瞬間だけでも故郷へ引き戻していたのです。

aruno