カーテンコール、川島なお美

借りてきた本は、一気に読んでしまった。
タイトルは『カーテンコール』女優、川島なお美を書いた本です。

癌に冒された人間の闘病記ではない。
読み終えて、スカットする。

女優《川島なお美》は、癌になった。
治ったと思った癌は、再発しました。

この時、ほとんどの患者は、医師にこのように問うそうです。
「あと、どのくらい生きられますか。」

しかし、川島なお美は、余命宣告を医師に聞きませんでした。
自分に残された時間を、悟ったのでしょうか。

延命治療することもできたし、もしくは癌が完治することも考えたと思います。!

しかし、川島なお美が選んだ道は、女優《川島なおみ》として舞台に立つことでした。

最後の主演ミュージカル舞台は、人間の死をテーマにした舞台【広い宇宙のなかで】、点滴と解熱剤で舞台に立っていました。

カーテンコール

ついに力尽き、明日の舞台に立てなくなり病院へ。
ひとりの人間に幕が降りた。

医師は『二三日が峠です』。

《舞台が寿命を短くしたのではない。舞台があったからこそ、あそこまで生きられたのです。》

女優《川島なおみ》として、人生を生き切ったのです。

自分にとって大切な存在、本当に愛している人、人生で何を大切にして生きてきたか、これからも何を大切にして生きていきたいか、どうしてもまだまだ生きたい理由・・・・・・・・などがくっきり見えてきました。
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初めてエンディングノートを書いてみて、自分は幸せだったと心から感じました。

カーテンコール:著者 川島なお美 / 鎧塚俊彦

降りた幕から拍手を贈りたい。
カーテンコール



借りてきた本は、一気によんでしまった。


人間の生き方を問われる。

カーテンコール、川島なお美
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